TANIOBIS Smelting GmbH & Co. KG

TANIOBIS GmbHの子会社であり、ドイツのラウフェンブルク（バーデン州）に拠点を置く企業です。約100名の従業員が、高品質の金属製品の製造と加工に特化しています。強みは、スラグやリサイクル原料を精製して最高級のタンタルおよびニオブ精鉱を製造することと、NiNb合金を製造することです。これらの事業を通じて、TANIOBIS Smelting GmbH & Co. KGは、廃棄物管理、省資源、省エネルギーにおいて重要な役割を果たしています。

更に、ラウフェンブルク工場では、タンタル、ニオブ、タングステン、モリブデンに基づく様々な金属塩化物の製造に携わっています。

合成精鉱の製造

当社の乾式製錬プロセスでは、低品位な原材料やリサイクル原料から、タンタルとニオブを含む合成精鉱を製造します。独自の技術により、幅広い原材料をベース利用し、供給の多様化とコスト優位性を実現します。

塩化物粉末の生産

タンタルとニオブの塩化物（TaCl5、NbCl5）は、2段階のプロセスで生産されています。金属またはスクラップを塩素と反応させた後、生成した原料塩化物を精製によって高純度塩化物に加工します。

タングステンとモリブデンの高純度塩化物（WCl6、MoCl5）も2段階の工程で製造されます。金属粉末を高温で塩素と反応させ、ガス状の反応生成物を直接結晶化させております。